レターポット

キンコンの西野さんが旗振り役で開発を進めているプラットフォーム、レターポットを覗いています。詳しくは彼のブログで度々語られています。まだまだα版のサービスで、これがそのままメジャーになっていくかどうかは全然見えない状況ですけれど、非常に面白い(=共感できる)一石を投じていると思います。

このサービスを使ってメッセージを相手に送るには1文字(レター)を1円で購入する必要があります。便箋代として一定の手数料(今は5円?)をプラットフォームに支払って、文字の価値はそのまま送った相手に移ります(ただし有効期限あり)。この時期だと「年賀状」の新しい形と捉えると凄くしっくりきます。年賀状を100枚受け取ったところで何の金銭的価値もない訳ですけれど、やっぱり嬉しいし、それを受け取ったことが新しいコミュニケーションの起点になったりします。年賀状と違うのは、受け取った分を他の誰かに送る文字(レター)として一定期間内であれば再利用が出来る点です。「恩送り(誰かに貰った恩を別の誰かに返すこと)」が自然に発生しやすい仕組みを目指しているようです。

ざっくりし過ぎてて説明足りてないですし、自分もまだまだよく分からないところは沢山あります。彼の目指す未来が現実になるのを見てみたいな、という期待を込めてちょっと使ってみたいなと思います。

お金は信用されることで初めて価値を持つので、「新しい通貨を作る」というのは、つまるところ、「どんな未来を作りたいか?」「どんな未来を信じるか?」という“覚悟”の話になってくる。
キングコング西野 公式ブログ

という訳で、2018年の年賀状出し忘れてた人にはこれで返事を書いてみようかなと思います。と思ったけど、まだアカウントのない人にレターを送るには携帯番号(SMS)が必要なんですね。確かにSMSは間口が広いけど、深夜早朝には送りづらいですね。。ここは今後のアップデートに期待…!

https://letterpot.otogimachi.jp/users/3601