メサイア

自分には到底縁が無いだろうと思っていたコンサートに行ってきました。コンピュータを使ってあらゆる音(声も含めて)が合成できるようになりつつある時代ですが、そういったテクノロジーどころか、アンプ(増幅器)すら使わず、大きなホールを音で満たす中世から培われた技術って凄いなぁ、とかKYなコメントしか思い付きません(^^;

というのも、昔は音楽(特に合唱)が大嫌いでした。当時は理由なんて考えもしませんでしたが、コンクールなどに向けて、連帯感や奉仕の心を押し付けられる空気が苦手だったのかもしれません。ひねくれた子供でした。

でも、今は会社でチームビルディングをやったりボランティアをやったりを楽しんでいます(大嫌いだったはずなのに!)。自分の好きなことに没頭する楽しさを知ったからなんでしょうか。今の自分だと、歌うことや演奏することが好きな人の気持ちが分かるような気がします。聴いてくれている人たちを楽しませようという意思も伝わってきます。

2018年11月16日

11月に書きかけていた日記を、ふと思い出して掘り出してきました。年を経るごとに、違う世界に逝ってしまった人のことを想う機会が段々と増えてきます。傷や穴を抱えながらでも、人は生きていける。むしろ逆に、その分、他人の事を考えたり想ったりできるようになるはず。


あれからちょうど3年。もう一生訪れることは無いだろうと思っていた神戸のホテルに滞在しています。昨日も、ふとした電話がきっかけで、また忘れかけていた思い出に触れる機会がありました。

神様とか奇跡とかを信じている訳ではないのですが、誰かに見守られている感覚を持つことがあります。過去の記憶と偶然に一致した部分を増幅して認知しているだけと説明してしまえばそれまでかもしれませんが、そう理屈では理解していても、そう感じてしまうことが、時々あります。そう感じたいのかもしれません。

どう感じるかは、その人次第。でも逆に言うと、感じ方を変えるだけで状況を一変させることも可能です。そのことを只々伝えたかったけれど、叶わない願いになってしまいました。

今度の結婚式でお世話になる神様も「隣人を愛せよ」と仰っています。今目の前にいる人たちに精一杯のことをしてあげられるように生きていこうと思います。自分勝手な解釈ですけれど、「忙しいのもいいけど、たまには私を思い出しなさいよ」って言われてたのかな、と考えてます。

人は、この世にもはやなにも残されていなくても、心の奥底で愛する人の面影に思いをこらせば、ほんのいっときにせよ至福の境地になれるということを、わたしは理解したのだ。
ヴィクトール・E・フランクル 夜と霧

2019年1月5日

1/5(土)午前11時30分から、宮崎教会で結婚式をします。

特に秘密にしていた訳ではないんですが、どこまでの人にお伝えすべきか…と悩んでいる間に、あっという間に直前になってしまいました。お伝えしてない方々ごめんなさい。披露宴は別の会場なので、30分くらいであっという間にはけていく潔い感じの挙式です。

拍手くらいはしてやるか、って気軽な感じでOKです。時間があったら是非、来てください!

EnglishCafe

&sambleの英会話カフェは年内は火曜日(12/25)が最終日です。

もともと自分がこうした機会(=外国人と気軽に英語で話せる時間)が欲しくて仕組みを作ったところも大きいのですが、どうせならより多くの潜在的なニーズを持った人に届けたいという欲もちょっと出てきて、販促も頑張っています(完全に素人の手探り状態ですが…)。

自分自身が英会話カフェに通って得た一番の収穫は、語学力よりも、日本人として持っていた”常識”を客観的に捉えられたことだと思います。今まで、当たり前だと思っていたことが、別の国ではそうではなく、「なぜそうしているのか?」と問われて気づくことが沢山ありました。勿論、逆に、「やっぱり日本は良い国なのだな」ということも同じくらい沢山ありました。

また、そうした”常識”のバックグラウンドが違う相手に、自分の思っていることを的確に伝えるにはどんな説明をしたら良いのか、誤解を減らすために何が出来るのか、という技術も自然と培われると思います。

一番大きいのは、コミュニケーションの基礎力を上げ、異質なネットワークを跨いで交流できるようになることで、自分は今とは別の世界でも何とか生きていけるかもしれない、という希望を持てるようになることです。今のままの世界に居続けるとしても、不要な依存を減らせるはず。生存確率の上昇に寄与する「学び」は、例えば食べることや何かを手に入れることのように、本能的に快感を伴います。新しいことを知るのは、本来的には楽しいことなんです。

勢いよく書いたら、すっごい抽象的になった…(^^;

「ネイティブの先生じゃないんだよね?」という批判がいつか来るんじゃないかなーと漠然と身構えてはいたんですが(まだ誰にも言われてません)、ここまで読んでいただいた通り、完璧な文法や発音を目指すのは、例えば英語でアナウンスをするような職業に就くとか、ほんの一握りのプロだけで十分。その手前にまず沢山「学べること」があると思います。

進路

そろそろ「ふるさと納税」はじめようかなぁ、いつも色々乗り遅れてる気がします(^^;

いっつも面白そうな企画が並ぶFaavoですが、ちょっと気になるレポートがあったので、たまには他人の記事で一言。

全員の反対をおしきり、中退して宮崎へ
https://faavo.jp/miyazaki/report/3335/19947

自分の場合、色んな成り行きで(レポート中の2に近い)大学を出てから起業、という流れでした。でも、今もし仮に誰かに相談されたら(3の)まずは就職して経験を積んでから、という道を勧めそうな気がします。一言、と言いながら一言にまとめるのは難しいなとやっぱり気が付きましたが、ざっくりいうと、自分が思っていたよりも、世間には優しい人や、社会への愛情のある会社が多かったということかもしれません。

もちろんそうでないケースも沢山あるので、どっちにするか迷うくらいなら、という感じ。

マイナンバー不提出

前回の続き。年末の税務手続きで意外とマイナンバーの提出を拒否する人が多かったので、なんでなんだろうと興味を持って少しネットで検索してみました。色んな意見がありますが、なんとなく気持ち悪いという感情に起因するものがほとんどのように見受けられました。町に初めて信号機が設置された時に、「後から勝手についた」という理由で従わなかった人たちが居る、という話を子どもの頃に聞いたことがありますが、それの現代版みたいな感じかもしれません。

マイナンバーについては、制度を設計した側の立場で考えると、素直に従っておいた方が良いのでは、と自分は考えています。「不提出」ということは、番号の管理が出来てないとか、あまり表に出したくないという心理が少なからず働いた結果であり、納税に対する意識も低いとか、下手をすると何か不正があるのでは、という猜疑を呼びかねません。もし自分がこのシステムを組むとしたら、マイナンバー不明の氏名のうち多額或いは多数からの支払いを受けているレコードを抽出する機能を持たせると思います。税務調査などの名目で権限を使えば、マイナンバーの逆引きなど難しいことではなさそうですし、そもそもナンバーなんかなくても、申告された書類を調べるだけです。調査のやりがいがありそうな個人が引っかかるんじゃないかなー、と考えそうです。

マイナンバー

年末調整の時期なので、各支払先にマイナンバーの提出をお願いしています。「よく分からなくて怖いから…」という方も中にはいらっしゃって、そういう場合は「不提出の理由書」があれば免除出来ることになっています。

今年はちょっと困った人が居て、事務所の貸主に提出のお願いをしたらいきなり怒り出しちゃったそうです。たまたま虫の居所が悪かったのか、マイナンバー制度が嫌いだったのか、はっきり理由は分かりませんが、とんだとばっちりを食ってしまいました。

この件も含めて「大家=お金を貰う権利だけ持ってる」と勘違いしてるんじゃないかというケースにこれまでの人生で何回か遭遇して来ました。だから借りるなら大規模に経営をしている企業からか、もしくは(何かあっても話し合いができる)距離の近い間柄の人か、という二択になってくるのでしょうね。

ICT商談会

宮崎駅の近くで開催された商談会に参加して来ました。(写真は無関係)

日本のビジネスマナーと業界用語をマスターして、こういった好機を逃さず仕事を得ないといけないな…と思いながら、会場を後にしたわけなんですが、よく考えたら、この会場に訪れているほとんど全ての会社が使うほとんど全てのICT技術のコアになるテクノロジの一次情報はほとんど英語です。(まだそんな力はないですが)アプリやウェブサービスのマーケットだって海外に目を向ければ桁違いのパイが存在します。

「海外の人はちょっと…」というような会社と話をしていている場合ではない…!と思い直しました。というと、なんだか偉そうに聞こえてしまいそうですが、(たぶん参加企業の中では)最小規模の会社なりに時代の波を見据えて舵取りをしないといけないな、と気を引き締めたということです(^^;

仕様書英語でも良いよ〜、という感じの取引を広げて行きたいと思います。

お客様ご招待会

子育てを始めてほどなく、といった頃に引っ越したアパートが大東建託の物件でした。(当時としては)合理化された間取りと退去の時の費用負担が少ないように最初から区分けされて貼られた壁紙などに感激した記憶があります。

あれからおよそ10年(正確に数えてません)、まさか自分が建物のオーナーになる日が来るとは。バスを降りたエントランスで深々とお辞儀をするスーツ姿の一群。「あれが社長だよ」と同行の方から耳打ちされなければ、全く気が付きませんでした。1000人に近い来場者全てに挨拶をされたのでしょう。夜の宴会場は複数に分かれましたが、役員が全ての出席者に一人一人挨拶をして回るという丁寧さ。

自分が何か特別な存在になったような錯覚を持ってしまいそうです。

しかし「何かを所有する(オーナーになる)」ということは、その所有したリソースが社会の、人々の役に立つような分配を常に考えなければならないという「役割」を担ったに過ぎません。今後は確実にほとんどの地域の人口が減るのですから、そのアパートが建つ地域そのものの価値を醸成していけなければ、維持費(ローン)を上回る家賃収入を得ることは難しくなります。不労所得でウハウハや〜とか甘いこと考えてる大家から自然と淘汰されていく時代になるのでしょう。おおっ、頑張ろう(^^;

 

Pimoroni Enviro pHat

上の画像は、RaspberryPi Zero WにPimoroni Enviro pHatを装着したものです。マッチ箱みたいな小さな基盤の上に、温度、加速度、光などのセンサーが装着されています。GPIOで何でも出来ますよ、とは言いつつも、配線が意外とややこしかったりするので、シンプルに載せるだけの形状が有り難いですね。センサから値を取ってくるところもPythonのライブラリが用意されているので簡単です。

from envirophat import weather
print(weather.temperature())

温度は結構ニーズがありそうという感触を得ていますし、光や色のセンサも面白い使い方が考えられそうです。加速度センサは何に使うんでしょうね?モバイルバッテリにつないで持ち歩くのかな…?

こういったガジェットを常設したスペースを作って色々遊んでみようというプロジェクトが終盤戦です。

宮崎の子供達にプログラミングの楽しさを知ってもらう為の設備を拡充したい!
https://faavo.jp/miyazaki/project/3218