[映画] カラスの親指

石原さとみの演技が良いです。しばらく本人だと気がつかなかったくらい(単に顔を覚えるの苦手なだけですが)。何を書いてもネタバレになっちゃいますね、この映画は。世界のあらゆる事象は結局「知ったつもり」にしかなれないんだ、ということなんでしょう。

そいうえば、一昨日は「歯の抜ける夢」、昨夜は「靴を探す夢」を見ました。自分自身の意識下ですら、何を考えているのか垣間見る程度にしか分からないのに、ましてや他人の意図を100%理解するなんて到底不可能なことです。だからこそ、人間はいつもコミュニケーションを切望するのかもしれませんが。

[映画] WOOD JOB!

グッジョブ!な映画でした。たかだか数十年やそこら生きてきたくらいで、世の成り立ちや人の性質を分かったような気になりかけている自分が恥ずかしく思えます。戦後林業政策の失態という側面から語られる本ばかり目にしていましたが、日本の林業に本来あった純粋な子孫繁栄の願いが、静かに感じ取れました。

田舎の抱える事情はそれぞれで、なにをどうすれば、という答えはその土地土地で全く異なるのだと思います。生きていく糧を稼ぐビジネスも大事ですが、何十年も先の未来にどんなものを遺せるか、そういうことも考えた仕事をして行きたいものです。

[映画] The Hobbit: An unexpected journey

観ました。壮大な世界観は見事なものです。冒険(journey)、という単語にワクワクしますよね。魔法使いが知性の象徴みたいに描かれてる割には、なんだか行き当たりばったりで、「そんなんできるなら先に使えよ!」的なツッコミを随所に入れたくなってしまうのですが…そこはファンタジー的にはアンタッチャブルなのかな…。

ミステリーの場合、常に殺人の舞台に居合わせる探偵が一番怪しいのに、そこは誰も突っ込まないことになっているのと同様ですね。

[映画] The Hangover Part II

iTunesで借りて観ました。本の読了記録はRailsアプリを作ったんですが、映画も何か記録できるような仕掛けが欲しいですね。読み終わった本や観終わったDVDを棚に溜めておく行為に何か意味があるのか、と問われると難しいですが、カラスがゴルフボールを巣に持ち帰る感覚でしょうか。必要最低限以上の何かが、欲しくなる本能のようなもの?

あ、映画の話するの忘れてました。バンコクが舞台で、南国の熱気が画面の端々から伝わってきました。やっぱり良いですね、東南アジア。

[映画] Runner Runner

久しぶりに映画を見ました。南米コスタリカが舞台。フィリピンに行った時に送迎の車の中から見た家々ともそっくりの世界。不思議と懐かしさを感じてしまいました。自分の田舎像と妙にオーバラップする部分があったからだと思います。

オヤジたちは、少し汚れた下着のようなシャツで歩き回り、昼間から酒を飲むし、煙草はどこにでも放り投げる。小便だってどこにでもする。犬や猫、それからニワトリは放し飼い。工場の騒音は凄いし、焚き火や焼却場の臭いが立ち込めるようなこともありました。道路の舗装は完全でなく、雨の後には水たまりがあちこちに。祖父が小学生の自分をスクータの座席の前のスペースに立たせて、二人乗りで釣りに行っていたのも、今同じことをやったら大問題になってしまいそうですね。

映画の中で「ここが楽園だと思うか?」と尋ねるシーンが出てきます。コスタリカの華やかなリゾートと比べるのも変ですが、まあ結局どこにも負の現実はあるわけで。そういう清濁を併せ呑めるようになってこそ、田舎って楽しいのかもしれませんね。