すみません手動です

The sign says “We’re sorry, but these are manually-operated doors.” Buses with out-of-service also have similar signs which also apologize in this town. Strangers  sometimes laugh at those kind of sign. “Why are the apologizing?”

「すみません回送中です」というバージョンも街中を走ってます(バス)。大阪から見えていたお客さん方に「なぜ謝る!」ってツッコまれてました。本当の事情は存じませんが、温かい県民性を感じます。

前向き駐車

仕事の合間に時々出かけるゴルフ練習場の駐車場です。平日でもけっこう繁盛しています。駐車場にラインもなければ、看板もないんですが、いつ行っても整然と前向きに車が並んでいて不思議だったんです。

どうして皆、前向きに止めているか分かりますか?

目の前が田んぼなんですね。「大切な食べ物が育っている土地に車の排気ガスをかけない」配慮であり、おそらくこの辺りの方(稲作の経験がある人)にとっては、わざわざ看板を立てて周知することもない”常識”なのでしょう。でも、農業を知らない人にとっては、そこまで考えが及ばず、普通に慣れた後ろ向きで駐車してしまうこともあるかと思います(自分がそうでした)。

NHK

I was interviewed by the national TV station and the scene was on the air last night. The interviewer questioned to me, “Why did you decide to move to a rural area?” I think, if there were a clear answer for the question, the area would not keep being a rural area.

入居しているコワーキングスペースの最初の入居者として、NHKのインタビューを受けました。

どうして田舎に?と問われて明確に答えられるメリットがあれば、多分、田舎は田舎じゃなくなっていたと思います(自然に人が集まるから)。因果関係を常に手短に分かりやすく説明する義務がある(と思われている or 思い込んでいる)メディアにとっては扱いにくい題材だったんじゃないかと想像します。結局、自分の中でも結論は出ていないんですが、「どうなるか分からない」から自分で試してるんです、というのが今はっきりと言える部分かな、と思います。

都会は予測の中を生きる。予測された過程を「生きる」、それは生というよりは、むしろ死に近い。
養老孟司 – 涼しい脳味噌

念のため補足しておくと、取材して下さった記者の方はとても熱心で、極めて正確にこちらの話をダイジェストしようと努力してくださっていました。

Takachiho.rb – The Red Stone Shrine

I am willing to create a study group by the name of Takachiho.rb. “rb” is an abbreiviation of Ruby(programming language). As you know, the gem’s color is red.

Surprisingly, I found a shrine which name is Akaishi(= Red stone) Shrine near my residence. Shall the place be a sacred place for all Ruby programmers?

大阪でもやってたRubyの勉強会をこっちで再開したいな、と考えています。名前は「Takachiho.rb(rbはRubyの略語です)」。Rubyといえば赤い宝石ですよね。

うちのすぐ近くに「赤石神社」という名の神社を見つけました。ここ、勝手にRubyの聖地にしちゃいましょうか。年に一回お参りしておくと、コーディングの腕が上がるとか、プロジェクトが炎上しないとか、ご利益適当に考えときます(笑)。境内でRubyハッカソンとか、どうかなぁ?と考えたんですが、ヤブ蚊が多そうなので却下。

田舎の終電

「あっ、そろそろ最終のバスが出るんで失礼します」といって飲み会を抜け出てバスに乗り自宅の前に着いたのが7:30。大阪で言うと御堂筋線クラスの大動脈(笑)路線でも、この潔さです。しかも乗客は2人だけ。

朝のバスを待つ時も気分はさながら「となりのトトロ」。ほんとに来るのかな〜?とちょっとドキドキします。

“Sorry, I have to leave because it’s almost time to depart the last bus of today.” I said and left the drinking party. However, the time I arrived home was still 7:30pm. Actually, it is the main bus route in the town. It’s so early time, isn’t it? In addition, the number of passengers were only two.

Every time I wait for a bus, I feel a little bit nervous because there were few vehicles on the road. I sometimes feel I am the only one in the world.

フルスタック・エンジニア

サーバ環境のセットアップとか、ちょっとしたロゴやUIのデザインもこなします、という守備範囲の広い開発者のことを「フルスタック・エンジニア」と呼びます。良く言えばオールマイティなんですけれど、(自分も含めて)ただの器用貧乏で終わってるケースの方が多いような…。

自虐的な観察はさておき、、高千穂でやってみたいフルスタックは一味違います。小水力発電、場合によっては太陽光や風力も組み合わせて「電気から作る!!フルスタック開発スタジオ」なんてキャッチコピーの事務所を作れないかな、という話で盛り上がりました。社屋は地元の山から切り出した木材で、冬場の燃料も端材を加工したペレットで自足します。

エコとか経済性とか災害対策みたいな真面目な観点を詰めていくと多々問題は出てきそうですけれど、こういう企画って、なんだかワクワクしませんか?いつか、フルタイムでこういうことに没頭してみたい!

都会に住んでいると、土の地面を踏むことがあんまりないんですね。傘をささずに歩けるところも多く、深い水たまりに気をつけて歩くなんてこともなかった気がします。今まで履いてた靴は、滅多に洗うことなどなく、かかとが磨り減るまで使って交換してました。

今は梅雨時期ということもあるのですが、田舎に越してから靴が次々と汚れて(濡れて)しまいます。舗装された地面は多いとはいえ、周辺から流れ込んだ土やら草やらで、やっぱり汚れやすくなってしまうみたいです。もう替えの靴がなくなっちゃいました。。素早く乾燥させる方法を探さないと…。

ネットを検索すると「洗濯機の脱水にかける」「新聞紙を詰める」「吊るして扇風機の風をあてる」などなど色々出てきますね。

(Photo by 足成

ミニ四駆大会@452

競技用としてはちょっと小さめですが、ミニ四駆のコースが452にあります。いずれパーツを大人買いして大人気ないマシンを組みたい!と思ってるんですが、なかなか時間が…。まずは出走者の有志を何名か集めて小さく始めていきたいところですね。興味のある方、お問い合わせください!

山谷と田園

アパートの周辺を散歩してきました。覗き込むのが怖いくらいの深い渓谷から水の流れる音がこだまし、鳥や虫たちの鳴き声が混ざります。時折、通り過ぎる車の音だけが人間のもの。田植えの終わったばかりの田んぼに張られた水は綺麗に澄んでいて、泥の中の轍や足跡が綺麗に透けて見えます。

自然の中にいるときに時折感じる「寂しさ」が、たぶん本当の寂しさです。都会の雑踏のなかに一人佇んだ時に感じる「寂しさ」とは少し質が違うような気がします。

高千穂移住2日目

「到着地に発生している霧のため、着陸できない場合は…」というアナウンスにドキドキしながら関空から熊本に飛び、無事に引っ越しの荷物を運び入れて、役場に出向いて転入手続きを済ませました。2日目の今日は、職場になる予定のコワーキングスペースに入って今後の打ち合わせなどなど。

アパートの下見時に光ファイバが到達してることを確認していたので、申し込んですぐ使えるのかと思いきや、2,3週間はかかるんだそうです。さらに、携帯のネットワークが3G(4Gも時々入りますが、不安定)と、確認不足な部分がさっそく露呈しつつありますが…。一歩一歩改善をして行きたいところです。