私のようなものは、これからたくさんできます。私よりもっともっとなんでもできる人が、私よりもっと立派にもっと美しく、仕事をしたり笑ったりして行くのですから。 – 宮沢賢治傑作選
こちらは書籍。映画を見る直前に読了していました。宮沢賢治の柔らかな文章に触れると、いかに忙しなく毎日を過ごしているか、ふと気付かされる気がします。
最近、ネットワークビジネスについて考える機会が度々あります。ネットワークという言葉も、ビジネスいう言葉も本来ニュートラルなものです。彼の本の主人公のように、自分よりも後から来た人たちがもっと立派にもっと活躍できることを心から願えるようになりたい。しかし、普通の人間はどうしても、自分が中心、という欲を持ってしまいがちです。そこをうまくマネージしようという発想から生まれたもののような気がします。