[本] リアル店舗の逆襲

私はただ学習することの大切さを実体験から痛感し、続けているだけです。

勢い余ってTwitterにも書いてしまいましたが、リテール(小売)の世界にもアジャイルやオープンソースの概念を理解して積極的に取り入れながら成長している企業があるのだと分かり、高揚感を抑えきれないものがありました。

情報通信こそが小売の本質であり、切っても切り離せないという言葉もその通りだと思います。物流が完全に最適化された未来ってどんな風なんだろう、と時々考えますが、まだ具体像は見つかりません。環境に負荷を与える無駄は減らしつつ、生活に多様性を与える余剰(無駄と同じものですが意味が違います)を追求する方向ではあると思いますが、さて、そのためにどんなことが?

宮崎市長表敬訪問

宮崎に来たバングラディシュの人たちと一緒に市役所を表敬訪問し、受け入れ企業の代表として挨拶をしてきました。台本を用意してたけど、結局読まずに喋っちゃいました。以下、結局読まれなかった原稿。だいたい意味は同じこと言えたかな?(^^;

 


株式会社ランバーミルの伊藤と申します。
バングラディッシュからお越しの皆さん、ようこそ宮崎へ。
そして、我々企業にこのような素晴らしいチャンスを与えてくださった、宮崎市、宮崎大学、JICA、B&M、その他たくさんの方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。

これから、ITのスペシャリストとしての知識やスキルを存分に発揮して頂くとともに、バングラディシュと日本という文化の異なる2つの国の架け橋になって頂くことを期待しています。お互いの考え方の違いを活かして、これまでにない新しい発想で、宮崎、ひいてはバングラディシュや日本の未来を一緒に切り開いていきたいと考えています。

頑張りましょう!

Everyone who came from Bangladesh, welcome to Miyazaki!

We expect all of you to become great engineers here in Miyazaki.
In addition, I believe you will be great bridges between Bangladesh and Japan.
I know we have different way of thinking.
However, I believe the difference will be the strength.
We can create new way of working and new products to enrich people around the World.

Enjoy your life and work in Miyazaki. Thank you.

ハンロンの剃刀

Never attribute to malice that which is adequately explained by stupidity.  無能で十分説明されることに悪意を見出すな
Wikipedia

確かに世の中には悪意も存在します。しかし、経験を積んだ大人でも、ここはよく見誤るポイントかもしれません。相手を困らせようという意図はなく、ただただ配慮が行き届かなかった場合でも、悪意を持った行動と捉えられてしまうことはあります。

逆の立場でも、そうです。たまたま連絡が漏れただけなのに、仲間はずれにされたと落ち込んでしまったりするようなことはないでしょうか。

進むべき方向に敵が現れたら「ハンロンの剃刀を使ってみようか?」と議論の方向を少し調整してみる必要があるかもしれません。

補助金・融資・出資

国や自治体が出す補助金が、本当に沢山あります。法人の労務に関するだけでも、電話帳みたいな資料が作れるんじゃないかというほど多種多様に。必然性の度合いは判断できませんが、社会主義国家の計画経済ってこんな感じ?と思えるほどです。

「お前も恩恵に預かっているくせに」と聞こえてきそうですが、もちろん、自分もその中の一部。自己批判を込めて書いています。

補助金の申請要件に合致するようにビジネスを進めることで、自治体(ひいてはそこに住まう人たち)の必要とする会社の形が出来上がってくるという良い側面もありますが、ベンチャー的なプロジェクトを進める際には、気をつける必要があると考えています。本来まだ誰も気がついていない、明確になっていないニーズや課題を捉えて、解決策を想像することが仕事のはずなのに、皆が既に乗っているレールに乗ってしまっては、それが見えなくなる恐れがあると思います。補助金ありきで事業計画を作ってしまいがちになりそうです。

出資を頂く場合も同じ。そもそも何のため誰のために、毎日、頭と体を使っているのか、しっかり考えながら動かないと、と思います。「漁師ティコとウォール・ストリートのアナリスト」の話を思い出します。

トリアージ

トリアージとは、災害や事故などで多数の負傷者が同時に出た場合の治療の優先順位のこと。普通は重傷者からなんですが、戦闘状態にある軍隊では軽症者を優先する場合もあるんだそうです(治療後すぐ戦線に復帰させるため)。

システム保守の現場でも似たようなことは起こります。同時多発的に、複数の復旧の要請が届いた際に、何を優先するか、という悩みがあります。そのシステムが支えるビジネスとワークフロー(業務)への影響の大きいものから、というのが原則となるでしょう。その判断が難しければ、復旧への見通しが立ちやすそうなものから、でしょうか。なかなか、明確な基準を作るのは難しいです。

経験不足のエンジニアの場合、「早く直せ!」という怒号の大きさがそのままトリアージの判断基準となってしまいがちです。本当の負傷者は、叫ぶことも出来ず、痛みに耐えてじっとしているものです。そういう箇所を冷静に見つけて対処できるエンジニアであらねば、と思います。

バングラから新メンバ到着!

写真を撮るのを忘れてました。この画像はダッカに面接に行ったときのもの(^^;

バングラデシュから2名、新しいメンバーが宮崎に到着しました。大学でオリエンテーションを済ませ、市役所で転入の手続き、ショッピングモールで生活用品の買い出しなどなど。これから仕事を進める仲間が増えると思うとワクワクしますね。同時に、「仕事を創る」ことも今より一層真剣に考える必要があって、果たして自分がそういう立ち位置で、正しく歩を進めることができるのか、身の引き締まる思いもあります。

フライパンまで揃えて持ってくる人が居る!って話題になってましたけど、うちの新メンバには「炊飯器(rice cooker)」もって来た強者がいました(笑)

空即是色

書家の黒蛇さんに書いて貰った色紙をレーザーカッタで刻印したバングラディッシュ産の牛革トレー。不思議なご縁と不思議な組み合わせに、この不思議な流れを持った文字を眺めていると、なんだか心拍数が勝手に上がってくるような感じがします。

仏教の根本原理とされるこの言葉が、コンピュータの基礎である2進数を想起させるのは、おそらく偶然ではないと思います。アジャイルなシステム開発と同じように、人間の知性や文化もおそらく、改廃と新装を繰り返しながら、螺旋状に発展してきたのではないでしょうか。

色即是空

追加工事

センシティブな内容なので、ちょっと躊躇われましたが、なかなか稀有な事例だと思うので、もしかして誰かの役に立てば…。(将来の備忘も兼ねてます)

今年(2018)の初め頃から、実家の土地を一部譲り受け、大東建託のアパート建設を進めています。工場の跡地であったために、土地の形状が複雑で、一部に倉庫が建っていたり、コンクリートが張ってあったりしていました。これらを全て除去する、というところから工事が必要であり、外構工事費が全体の17%くらい計上されていました。細かいことはよく分かりませんでしたが、先方の言葉を信じて契約・着工まで進みました。

事件はこの直後に起こります。8月の後半になって、「地盤が想定よりも緩く追加の杭打ち工事(約200万円)が必要」と連絡が来ました。コンクリートに覆われていた部分の地下の状態が悪く、よくよく調べると、工場ができる以前は田んぼとして使われていた土地だったとのこと…。今更、融資のやり直しも出来ず、結局、自己資金を投入することに。

予見できないトラブルというのはつきものなので、くよくよしても仕方がないのですが、それなりにインパクトのある金額です。コンクリートが張ってあった以上、仕方がなかったのかもしれませんが、第三者に地盤の調査を依頼(もしくは相談)しておけば、ひょっとして予見できたのかもしれません。それよりなにより、自分がもっと地元や近所の年配の人たちと仲良くしてて、「あそこは昔、田んぼだったんよ」と一言でも聞かされてたら、契約の前にピンと来ていたかもしれません。

そもそもアパート経営という「業」自体が今後どうなっていくか、難しいところはあるだろうな、という覚悟はしています(建てて放ったらかしで、勝手に利益を生むなんてことは難しくなるはず)。

賃貸住宅融資、支援機構が厳格化 サブリース巡り懸念

今回建築を進めている地域の人口が12000人程度(年々微減)に対して、空き家が600戸も存在します。数字だけで見ると完全に供給過多なんですが、実際に人が住める状態ではなかったり、持ち主が売ったり貸したりをしたがらないケースが多い印象を受けました。その意味で、まだ(本当に供給過多になっている地域に比して)建築の意義がある、と考えましたが、社会認識や法律が少し変わるだけでバランスが一変しそうなので油断は出来ないだろうなと思います。

Aoreco2018

青島こどものくにで開催されたInstagramのコンテストに参加してきました。コンテストといっても、それほどガチなのではなく、審査基準もルールも色々と緩やかな感じです。

一応、企業スタッフという肩書なんですが、とくにこれといってお手伝いすることもなく、また、ITエンジニアをやってると言っても、Instagramの使い方も高校生の方がよっぽど詳しいという状況でしたが…(^^;

海辺を半日散策して面白いものを見つけて写真を撮る、という行為を楽しめる人たちが沢山いる、という状況がワクワクします。広々とした土地や海も、あえて悪く言えば「何もない」ところです。テーマパークやショッピングモールのように周到に用意されたエンターテイメントも良いですが、そうでないところからワクワクすることを見つける力を持った人が集まったら、それこそ本当にシリコンバレーみたいなイノベーティブな場が出来ないかな?と密かに期待しています。

東京商談会

台風をかわすように1泊2日で東京へ。八重洲で開かれた商談会に参加して来ました。以下は冒頭の講演内容の要約です。

住宅を建築する際に「『明るい台所』が欲しい」と施主が要望してきたら、設計者の側は、家族やゲストとの会話が自然と出来るような形(例えば、対面型や島型)のキッチンを提案するのではないでしょうか。もちろん、照明や採光も大切なファクタではありますが、互いに完成形をイメージしながら最適解を導いていくプロセスをなんとなく期待できます。ところが、ITシステムとなった途端に、専門家に任せるとなりがちなケースが(残念ながら)とても多いのが現状です。施主からただ「明るい台所」とだけ言われて任されっきりになった現場では、レイアウトはさておき、LEDの明るさや消費電力ばかりが議論されることになります。下手をすると、全面ガラス張りのキッチンが出来上がったりするかもしれません。「言われた通りに作ったのに…」と「これじゃない」のお互い不幸な状況が生まれがち、です。

講演のなかで「対話の中でITは経営の力となる」と仰られていた言葉が、まさにその解の一つです。設計者(ITの専門家)と施主(ビジネスの責任者)が、密に対話を続けることが最も大切です。さらに言うと、対話に重要なのは現在の立ち位置ではなくて、お互いに相手のことをさらに知ろうとするベクトル(姿勢)です。ベクトルが向き合っていれば、言葉も宗教もあらゆる常識が異なっていても、いつかは理解しますが、平行、あるいは離れていては永遠にうまく行きません。

商談会では、この講演の後に、自社の紹介をさせて頂く時間がありました。弊社のプロトタイピングのサービスも、こういった齟齬を最初になるべく避けて、お互いに価値のある仕事をしたいという思いで企画したものです…と伝えたかったものなのですが、全然うまく伝えきれなかったような…(^^;

オトナのプログラミング道場