参勤交代

養老孟司氏の何かの対談か著書で提案していました。現代人も、年に数ヶ月は田舎で暮らす時期を持った方が良い、と。多くの人たちが合理的で理性的な判断力を身につけている一方で、頭でっかちになってしまって、妙な局所解に落ち込んで悩んでいるように見えます。

もちろん自分も。目の前の仕事や小さな人間関係を維持することに汲々としてしまい、何かを見失っているような、そんな漠然とした予感だけがあるんですが、じゃあどうすればいいかってところが全然見えてこないんですね。個人的なレベルで行くと移動や拠点を複数持つことの費用、日本全体だとエネルギー効率の問題なんかが気にはなるものの、血の巡りのような何かが停滞していることによる潜在的なロスに比べたら大した問題ではないのかもしれません。

自分自身がまずは実験台になって、どんなことが起こるか確認しながら、漠然と養老氏の提案に感じるところがあるような人たちを短〜中期で受け入れられるような場所を作れたら良いなと考えています。

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