&sambleの英会話カフェは年内は火曜日(12/25)が最終日です。
もともと自分がこうした機会(=外国人と気軽に英語で話せる時間)が欲しくて仕組みを作ったところも大きいのですが、どうせならより多くの潜在的なニーズを持った人に届けたいという欲もちょっと出てきて、販促も頑張っています(完全に素人の手探り状態ですが…)。
自分自身が英会話カフェに通って得た一番の収穫は、語学力よりも、日本人として持っていた”常識”を客観的に捉えられたことだと思います。今まで、当たり前だと思っていたことが、別の国ではそうではなく、「なぜそうしているのか?」と問われて気づくことが沢山ありました。勿論、逆に、「やっぱり日本は良い国なのだな」ということも同じくらい沢山ありました。
また、そうした”常識”のバックグラウンドが違う相手に、自分の思っていることを的確に伝えるにはどんな説明をしたら良いのか、誤解を減らすために何が出来るのか、という技術も自然と培われると思います。
一番大きいのは、コミュニケーションの基礎力を上げ、異質なネットワークを跨いで交流できるようになることで、自分は今とは別の世界でも何とか生きていけるかもしれない、という希望を持てるようになることです。今のままの世界に居続けるとしても、不要な依存を減らせるはず。生存確率の上昇に寄与する「学び」は、例えば食べることや何かを手に入れることのように、本能的に快感を伴います。新しいことを知るのは、本来的には楽しいことなんです。
勢いよく書いたら、すっごい抽象的になった…(^^;
「ネイティブの先生じゃないんだよね?」という批判がいつか来るんじゃないかなーと漠然と身構えてはいたんですが(まだ誰にも言われてません)、ここまで読んでいただいた通り、完璧な文法や発音を目指すのは、例えば英語でアナウンスをするような職業に就くとか、ほんの一握りのプロだけで十分。その手前にまず沢山「学べること」があると思います。