神楽とアジャイル

忙し過ぎて目が回る〜などと言いながら、この一週間で大阪に行ってゴルフして、海辺のスタジオでヨガを体験して、昨日は世界農業遺産の棚田で田植えをしてきました。冷静に振り返ると、結構休んで(遊んで)ます…!

田植えの後の直会で、神楽の伝承に関する興味深い話を聞くことができました。書物に書かれた舞い方よりも、師匠が舞うその姿が正しい伝統である。神楽には単一の正解がある訳ではなく、その時代、その人々によって少しずつ姿を変えながら受け継がれるものである、と。ドキュメント(書物)も必要ですが、ソースコード(実際の舞姿)により重きを置き、本来の仕様よりも現実の要請に応じた柔軟なソフトウェアの変更を是とするアジャイル開発の姿勢と共通するものを感じます。