ステレオタイプ

Amwayのディストリビュータに登録して、早半年。金銭的な面での成果らしい成果は一つも無いんですけれど、日々の気付きは沢山あります。アンチ、あるいはアレルギー反応を示すような人たちと沢山出会いました。彼らの言い分も、理解出来なくはないし、当人が見てきた世界に於いては、その通りだったのかもしれません。

しかし、やはりどうしても、自分には、そのほんの数例を切り取って全体に適用しようとする姿勢が受け入れ難く映ってしまいます。○○人だから…、これだから○○の人間は…、男は、女は、、といったステレオタイプは談笑のネタにするには楽しいこともありますが、シリアスな意思決定の場で考慮すべき要素に組み込むべきとは思えません。

売り手と買い手、発信者と受信者の境界が曖昧になりつつある、と言われ出したのはいつ頃からでしょうか。この会社はその仕組みを半世紀以上も温め続けています。ルールを一通り確認した限り、それほど目立って利益率の高い仕組みでもなさそうです。むしろ(昨今流行りのお金儲け手法に比べたら)薄利多売が必要な地道な商売(ちょっと強引な手法で売りつける人も確かに居るようですが、そういうのをなくしたいです)。モノが飽和してしまった現代、良いものと普通のものの間には、もうほんのちょっとの差しかありません。でも、その「ちょっと」の差、いうなれば「無駄」を味わうのが贅沢という楽しみな訳で、そういう楽しさを周囲に伝えられるようになれたら良いな、と考えています。