派手なビジョンは無いけれど、淡々と事実と意見が綴られていて、面白い内容でした(特に議員報酬の格差…)。この本を執筆された頃は、宮崎の県会議員をされていて、今現在(2018/01/18)は、宮崎市長選に立候補されています。この人が市長になったら政治と行政の風通しが良くなりそう。別に今のままでいいよーって人も沢山いそうですが、どんな選挙になるんでしょうね。
選挙の際に候補者を選ぶ前提となる知識があやふやでは、選出される議員の適性も怪しいものになります。
清山知憲 投票したい政治家がいないあなたへ
市の一部の人間が起こした不祥事への「連帯責任」的な対応に対して、ただちに「ナンセンス」と反応していたのが好印象でした。
「連帯責任」って未だに有効な指導方法だと認識されているんでしょうかね。。高千穂高校の下記のニュースも衝撃的でした。ルールを遵守出来ない一部に合わせて、全体に懲罰が下る集団の中で、相互扶助の意識が芽生えることはあるのでしょうか?少なくとも自分は「早くここから逃げ出さないと」という意識が常に支配的でした。