[映画] Ghost in the shell

スカーレット・ヨハンソン主演の実写版。ディストピアな未来を描くSFが流行るのは、リスクを大きめに見積る安全側の思考回路が働いてのことであって、ネットとAIが統べる現実の未来はもう少しマシなものになりそうだな、という思考は楽観的でしょうか。この映画とは違ったSF世界を描く、森博嗣のWシリーズを書かさず読んでいて、時々、そんなことを感じます。

もちろん、何もかもが最良の状態になるということはないのですが、宗教や科学が目指してきた理想に少しずつ漸近させようとする意志が世界中に散らばっています。何を持って「良い状態」とするのかという問いは哲学的ですらありますが、それぞれの「良い」を最大限尊重し持続できる仕組みを作ろうとするメタ認識が世界中で共有されつつあるように感じることがあります。