移動

東京で見上げた月と、高千穂の山あいに沈む夕日。九州では桜がもう満開に近づいています。去年、兵庫の夙川で見た桜を思い出し、無意識に天を仰ぎつつ。

「移動が全てを生み出すのだ」そう締めくくられた長編小説があります。歩くためには片足を持ち上げる、つまり、一時的にバランスを崩すことが必要です。いまさら大それたことを成し遂げよう、という野望を持っている訳ではないんですが、安定を目指すにはまだまだ未熟過ぎるようです。最近、本を読んでないなぁ。