皆(もちろん自分も)、それなりに賢く生きてるつもりでいて、実は変な局所解に落ち込んでない?という問いかけが、田舎への移住のきっかけであって、このブログを書き始めたきっかけでもあります。
ある日、ぽこっと穴に落ち込んで、最初は慌てて戸惑うけれど、段々と慣れてきて、いつの間にか、その穴が世界の全てのように思えて来て…。
限定された世界、小さな信頼できる共同体の中で完結できる人生ってとても素晴らしいと思います。多くの野生生物が寝ぐらとなる穴や自分の群れを持つように、それは一つの目指すべき方向性。ただ、それ(たまたま見つけた、或いは生まれ育った穴)が全てだと感じては危険な場合もある、ということです。いざとなれば自分の世界は自分でエクスパンド出来る、そう信じるための最も抽象的・汎用的な手段が、学びと鍛錬である、と思います。