前夜祭に続き、当日も結局ライブを観に行くことに。音楽の聴き方としては邪道なんでしょうけれど(前にも同じこと書きましたが…)、どれくらい練習したらこんな音が出せるんだろう、って想像して感動しちゃいます。
中学生になるまでは、こうした「凄いもの」に出会うたび、一刻も早くこの町を捨てないと、と焦っていたことを思い出します。でも、都会に出たら「凄いもの」に遭うチャンスは増えるけれども、それだけで自分が「凄く」なれるかというと、それはほんの1要素にしか過ぎなくて…。
ある種の無力感がこの20年の自分をドライブしてくれていたような気がします。体調を整え、少しずつ技術と知識を増やし、時には仲間を探し、次のチャレンジに進む。20年前はうまく言語化できなかったけれど、似たようなことを考えながら、花火を見上げていました。