宮崎に続いて、今度は熊本へ。会社決算に必要な手続きのため銀行の窓口に行くのが目的です。最寄りの支店まで車で往復5時間。業務の効率、コスト、ひいてはエコロジィなどを考えると、仕事の大部分がリモートで完結する我々の業種ですら、都市部に拠点が集中するのは自然な流れだと思えます。
帰り道に出会う空の下で車を降りてみると、今度は、いつもそういう小さなことを考えて汲々としている自分がとても滑稽に思えてきます。九州では、海も山も空も果てしなく大きいです。
アイザック・ディネーセンは「私は希望もなく、絶望もなく、毎日ちょっとずつ書きます」と言っています。
村上春樹 – 職業としての小説家