忘れる機能

考えまいとすればするほど沈着する思念もあれば、決して忘れることはないと疑わなかった思いが意外にも脆く薄らいでいくことも。これは、自分が意志として自覚している意識が、思考全体のほんの表層に過ぎないことの証左なのかも。

どうして自分はそれを忘れていたのか?思考の「無」の部分を見つめると自分の輪郭が少し見えてくることがあるかもしれません。