ホテルのベッドで静かな寝息を立てる彼女の横顔を眺めているだけで、涙が溢れそうになります。久しぶりに会えて嬉しいから?数日後にはもう離れ離れになるから?きっと両方正しくて、その両極の感情の振幅が「感動」となって表出しているのでしょう。
世界は広くて、30年以上生きてきた自分ですらまだ行ったことのない場所、知らないことだらけ。子どもたちにとっては、さらに大きく未知のもの。これから学校に入って周囲の家族や仲間と忙しい日々が始まり、世界のことに思いを巡らす時間は無くなっていくのかもしれないけれど、「知らないことがたくさんある」って時々思い出すきっかけにこの旅行がなればいいな、と思います。