高千穂部屋探し3・4日目

3日目は法事で4日目の今日は日曜日なので、部屋探しはお休みです。

人と会って話をするごとに、田舎で住居を見つけることの難しさを感じます。都市部だったらネットで物件を見つけたら、申込みして見学して、問題なければ契約、という感じですけれど、どうもその辺りの商習慣が違っているようです。まだ手探りの状態なので、はっきりしたことは分かりませんが…。

法事とFramework

今日は祖父の三回忌です。法事なので、お寺(浄土真宗)のお坊さんがいらして、お話をして下さいます。様々な物語をもって、命の尊さや先祖への感謝を説かれるんですが、その後に、叔父が大学で40年間(細胞や分子のレベルにまでわたって)生物の研究をした結果、同じことが分かったんだと話していたことが印象的でした。

高野山のエントリでも書いたように、日本の仏教って科学(生物、情報工学)と全く矛盾するところがありません。それどころか、必死に勉強してやっと辿り着いたと思ったら先回りされてた、という感情すら覚えます。TED Kyotoのスピーチでも取り上げられていましたが、他の多くの宗教や価値観との融和も軽々とこなします。

日本のお寺の数ってコンビニの総店舗数より多いんですよね、確か。個々の細かい事例にまでは触れませんが、多様性のある社会を維持・発展させていくための優秀なフレームワークであることは間違いなさそうです。

高千穂部屋探し2日目

今日は打って変わって長袖だと暑いくらいの陽気です。午前中は近所を散歩。

午後から、高千穂に間もなくオープン予定のコワーキングスペースを見学に行ってきました。建物は古そうでしたが、内装はお洒落な感じです。設備も整っていて申し分なし。細かな利用のルールはまだこれから、ということと、応募多数の場合は抽選ということではあるんですが、思い切って第一印象で利用申込みすることにしました。土地買って小屋建てて、というのも面白そうだなぁ、と思っているんですが、こちらは将来の楽しみにとっておくことにします。

先週、打ち合わせに使った梅田の阪急ホテルのホットコーヒーが1杯1000円。ここは町の中心部の駐車場が月額1000円だそうです。どちらが良い、という話ではないんですが、この温度差を自覚しておくことが大事だと思います。

高千穂部屋探し1.5日目

日が傾くに連れて気温がぐっと下がってきました。実家のタンスに置きっ放しにしていたユニクロのフリースを慌てて着込んで、夕方から上野地区のお寺にお邪魔してきました。

ここが今密かに企んでる「山寺ハッカソン」の候補地です。Airbnbにも掲載されてます。400年の歴史があるというお寺や銀杏の巨木の魅力もさることながら、周編の田園風景も綺麗です。初夏には近くの小川でホタルを見ることも出来るそう。しかし、なんと言っても一番は人柄の良い住職夫妻(+コーギーのハルちゃん)です。突然訪問した私たちを温かく迎えて下さいました。

結構広めの部屋が使えて(夏なのにコタツ?)、Wifiも借りられます。Softbankの電波もバッチリでした(Docomoとauは未調査)。プロジェクタやホワイトボードも持ち込めるようにしたいと思ってます。

さて、どんな仲間を集めて、どんなものを作ってみましょうか?「ハッカソン」というと全く新しいアイデアを募って起業の芽を作るみたいなイメージが強いですけれど、既存ビジネスのリノベーション、つまり企業内企画会議みたいな集まりだって勿論OKです。

 

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高千穂部屋探し1日目

早朝発の飛行機で大阪伊丹から熊本空港へ。そこで1日にたった2便のバスを待ち、2時間かかって高千穂に到着です。

今日は地元のNPOに連絡して、空き家バンクに登録されていた古民家を見学させて頂きました。古い家の風情は好きなんですが、やはり水回り(簡易水洗トイレとか冷たそうなタイルのお風呂とか)がどうしても気になります。壁やサッシの断熱もどうなのかな…とか考え出したり。近くに買い物に便利なスーパーもないし、病院も遠い。

しかし、「生きる」ために必要な要素は、そういうところじゃないんですよね、と漠然と思っています。そういう思考回路を切り替えて、それを言葉に紡ぐチャレンジをすることが、今回の一番の目的とも言えそうです。「絆」とか「辛抱」という言葉は、どちらかというと嫌いです。「足るを知る」じゃあ何となく夢がないし、「田舎で第二の人生を」というほど年をとったつもりもありません。多分、一言でうまく言えないから実際にやってみようと思ったんだと思います。

清水寺と中国人観光客

京都に行ってきました。ものすごい数の外国人観光客でした。特に中国人と思しき団体の多いこと。この勢いは東京オリンピックまで続くのでは?なんて言われてますけれど。

「所構わず大声で叫ぶ」「列に並ばず割り込もうとする」みたいなのが中国人のステレオタイプで、確かにそういう人をちょくちょく見かけますけれど、大部分は礼儀正しく大人しい人たちなんだな、というのが総合的な感想です。そういう彼らは目立たないので必然的に見過ごされがちで、目立つ部分にどうしてもバイアスがかかって、それが全体を代表する評価につながる、というのはよくあることです。

常に全体に目を配ることを忘れないように。また逆に、ほんの出来心程度の無礼でも、それによって自分自身を規定されてしまう危険性を認識しなければなりません。

[映画] The Hobbit: An unexpected journey

観ました。壮大な世界観は見事なものです。冒険(journey)、という単語にワクワクしますよね。魔法使いが知性の象徴みたいに描かれてる割には、なんだか行き当たりばったりで、「そんなんできるなら先に使えよ!」的なツッコミを随所に入れたくなってしまうのですが…そこはファンタジー的にはアンタッチャブルなのかな…。

ミステリーの場合、常に殺人の舞台に居合わせる探偵が一番怪しいのに、そこは誰も突っ込まないことになっているのと同様ですね。

高野山とImmutable Infrastructure

高野山に行ってきました。

「消えずの火」の話を聞いて、思い出したのが「Immutable Infrastructure」。ウェブやデータベースのサービスを稼働させ続けるのって、「火を灯し続ける」行為に似ていませんか。ソフトウェアを、薪から薪へと燃え移る炎のようにデザインできたら、ハードの耐久性はそれほどクリティカルな問題にならないですよね。

10年ほど前に伊勢神宮を訪れた時も「式年遷宮」の話を聞いて、サーバの管理手法に応用した記憶があります。こちらは「Blue-green deployment」と呼ばれる手法に似ていませんか。

色即是空と来れば、2進法が思い出されます。親近感、というとおこがましいですが、エンジニアにとって、とても興味深い概念が仏教や神道には含まれています。

[映画] The Hangover Part II

iTunesで借りて観ました。本の読了記録はRailsアプリを作ったんですが、映画も何か記録できるような仕掛けが欲しいですね。読み終わった本や観終わったDVDを棚に溜めておく行為に何か意味があるのか、と問われると難しいですが、カラスがゴルフボールを巣に持ち帰る感覚でしょうか。必要最低限以上の何かが、欲しくなる本能のようなもの?

あ、映画の話するの忘れてました。バンコクが舞台で、南国の熱気が画面の端々から伝わってきました。やっぱり良いですね、東南アジア。