富永ボンド

「アートに失敗はない」

アートって生きることに近いですよね。どんな意味があるのか分からない、或いは見る人によって様々な解釈がある。そもそも意味なんかなくたって、何にも伝わらなくたって、それはそれで立派なアート(人生)です。

縁あって近所で開催されている展覧会を見に行ってご本人のトークを拝聴できました。。バーにもなるというアトリエも行ってみたい!

http://www.bondgraphics.com/

IchigoJam

 

IchigoJamの赤本にあるサンプルゲームを実際に入力してみました。思っていたより滑らかに動きます。そして動いた瞬間が楽しい…!(最初に「LIST」と打った後に表示されているのがBASICで書いたプログラム(ゲーム)で、「RUN」と打つとプレイが始まります。スペースキーを押すと「@(さっちゃん)」がジャンプします。タイミングよく「-(縄)」を飛び越えると、スコアが加算される仕組みです)

グラフィックもなければ音もない世界ですが、人間は抽象化された記号から世界を復号する機能を持っているんだと思います。プログラムに特化して学ぶには非常に良いガジェットです。次回の「CoderDojo & PCN宮崎」から持ち込みます。

https://lmlab.net/coderdojo/

http://pcn.lmlab.net/

よせよせ問答

物質的に豊かになりきったはずの世の中で、「生き辛さ」を抱え苦しむ人たちがいることに20年以上も前に気が付いて、それを解消するための共同体作りを地道に進めて来た人をふと思い出しました。当時から既に様々な取り組みを行っていましたが、今は市長になって政治の世界からさらにその理念を推し進めようとしています。

自分はその仲間になりきれなかったんですが(戸籍だけが残ってます)、風に飛ばされた種子のように、違う地で葉っぱを一枚でも拡げられたらいいのかもしれません。もともとそういう運命だった、と考えると、寂しいというより逆に誇らしくすら思えてくるから不思議です。

確かに現況は良くないかもしれません。なんだかしんどそうな人が多いです。でも、ちょっとずつでも良い方向に変えようとする力が積もれば世界は本当に変わります。

MARCESTEL

自由に発想することの難しさ。自分で考えて行動しているようで、少し俯瞰的に見ると実は小さな枠の中を右往左往しているばかり。なんて捉え方も、自分は自身の矮小さを自覚できる程度には知能があるんですよ、と気取ってるだけで、これも一つの現代的で典型的な思考のパターン。どこまでいってもお釈迦様の手の中から抜け出せない孫悟空のようです。

たまたまご縁がつながって、近所で開催されている個展を拝見させていただく機会を持てました。絵画には人間の意識下に直接語りかけてくる何かがあるような気がします。それは言語化がとても難しいもの。画家ご本人が筆をとり絵を描く瞬間にも巡り会えた不思議な時間でした。

http://marcestel.jp/

追記:アートセンタの宮日ジュニア展も見てきました。子どもたちの色彩感覚も素敵です。

Do It Ourselves

今日(2/2)、宮崎市に転入の手続きをしました。我ながら落ち着かない人生だなと、時折、振り返って思います。

宮崎でやってみたいことが色々あるんですけれど、まだまだ大きな波が続く(仕事の依頼が止まない)ので、今は転覆しないように慎重に姿勢を制御して、次の凪に備えて力を蓄えているイメージを持っています。焦らず、けして諦めず、じりじりと。

写真の衣装ケース、本当はあと1cm高くて、このスペースにギリギリ入らなかったんです。プラスチック用の鋸を持って居たので、足をカットして収めています。忙しくて全く余分な時間が無いはずなのに、こういうのはいつの間にかやっちゃうんですよね。。

2017年1月1日

生まれつきの天の邪鬼な性格が今の仕事に活きている実感があります。常に逆張りの発想。お正月とか皆が休んでるタイミングに集中して仕事を進め、皆が働いてる日にのんびりドライブやゴルフに出かけます。

経営者は大変ですね、と同情してもらえることもあるし、平日から遊び回って良い身分やな、と嫌味を言われることもあります。どちらも自分の一面を写した指摘ですが、一面に過ぎないことを自覚することが大切です。すべてを知っていて、正しいバランスを取れるのは自分だけなんです。

去年のお正月は「360」の計画を練っていたみたいです。単独で見ると大赤字な状況ですが、得られた知見は少なくないはず。今年は軸足を高千穂から高千穂通(宮崎市)に移して、もう一度チャレンジ!

…ブログのタイトルも変えようかな?(追記:さっそく変えました)

いただきます

高千穂郷食べる通信の柚子が届きました。箱を開ける前から香りが漏れています。

クリスマスはとても興味深い集まりに参加してきました。生きた鶏をその場で殺して、解体し、皆で食べるというワークショップ。若い人たちの真剣な顔つきが印象的でした。死ぬとか殺すという言葉が、どれほど重く、かつ同時に、世の中でどれほど軽く用いられていることか。「この命を今から頂く自分こそを一番尊んでください」という主催者のメッセージが心に残ります。

食べることは生きること。黄色くまだ艶の残る柚の香りを頂きながら。

高千穂→宮崎

たまには近況報告(誰に?)。やっと宮崎市内の新しい事務所で作業が出来るようになってきました。年末調整の書類集めをすっかり忘れてて大慌てで処理をしていますが、真新しい環境で封筒がないポストは郵便局はどこだと効率の悪いこと甚だしい状況です…(^^;

来週は大阪で仕事です。仕事は山盛り。有難いことです。でも、クリスマスから年末にかけては何とか自分の時間を作って、また取材の申込みが来るような新たなネタを仕込みたいな〜と漠然と考えてます。同時に事務所はコワーキングスペース的に開放して、来年から色んな勉強会(といっても最初は一人ですが)を立ち上げます。英語の勉強が停滞してるので、(曜日限定などで)英会話カフェも計画中(外国人探せるかな…?)。Airbnbも小さく続けようかと思いますが、ちょっと優先度は下げてます。

クリスマスや年末は家族とのんびり過ごす人生だったはずなんだけどな、って考えると寂しくなることもあるんですが、その代わりに真っ白で何もない時間を貰えました。どう塗るかは自分次第。

隣の温泉でさっぱりして、ビールを飲んだら、事務所の片付けをもう一息。

インターンを募集しています。変な会社ですが、ちょっとでも共感して頂けるところがあれば是非一緒に走りましょう。会社に所属するのはインターンの期間のみでも構いませんし、社員として続けて頂くことも勿論大歓迎です。

眠れない夜に…

高千穂から宮崎に移動して仕事をしています。仕事が捗ったなという日には、うまくブレーキがかからず、気持ちが昂ったまま眠れなくなることがあります。同時に、ついついネガティブな思念に捉われがちで、些細なことが気になり不安になったり、急に自分が虐げられ、不幸な境遇にいるような気分になったりします。

まだまだ完璧ではないのですが、そういう思考パターンを客観的に捉え(否定も肯定もせず)、独りの時間、眠れない時間を巧く紡いで明日に繋がる何かを少しずつ作れるようになってきたような気がします。本当に少しずつです。何にも出来ない日も多いんですが、焦らず少しずつ。

来年はゴルフのスコアアップを少し真面目に…!

Takachiho GO GO!

タカチホGOで神さまゲット 天孫降臨の地でアプリ制作

宮崎日日新聞に取り上げて頂いてから2ヶ月。朝日新聞に取り上げて頂きました。今度は九州版ということで、さらに反響続々で嬉しい限りです。

折しも今日は「Go Go!」という名前のLINEグループのメンバ(中国からの留学生たち)が高千穂に遊びに来てくれる日でした。中国人はマナーが悪いとか声が大きいとか、ステレオタイプな語られ方をする事が往々にしてありますが、彼女らの印象はその真逆。とても礼儀正しく、歴史や宗教に関する知識も(まだとても若いのに!)普通の日本人以上。

天孫降臨は渡来人との融和の物語だ、という解釈には一定の反論があることは理解しています。でも真実の追求はちょっと棚に上げて、八百万の神々の神話を紐解いた時に詳らかになる多様性(ダイバーシティ)への寛容さに対して、私たちはもっと誇りを持っても良いのかもしれない、と思います。そして同時に、神様やご先祖のような器を正しく引き継げているのか、ということも少し考える必要があるのかもしれません。