恐怖は黄色。難しい講義を聞いているみたいで、まだあんまりピンと来ていません。でも、自分と異なる言葉(言語に限らず)を話す人たちに耳を傾けるのは好きみたいです。自分が「分かっていないこと」の片鱗を覗く瞬間の高揚感。逆に捉えれば「分かる」ことは思考が停止していることと同義。
多様な価値観や嗜好、理念、意志。まだまだ知らないことがあると自覚することが、生きる価値そのものなのかもしれません。いつだって、他者を攻撃するのは「自分は正しい」と「分かった」人間たちです。
日々の行動記録。考えたこと。
恐怖は黄色。難しい講義を聞いているみたいで、まだあんまりピンと来ていません。でも、自分と異なる言葉(言語に限らず)を話す人たちに耳を傾けるのは好きみたいです。自分が「分かっていないこと」の片鱗を覗く瞬間の高揚感。逆に捉えれば「分かる」ことは思考が停止していることと同義。
多様な価値観や嗜好、理念、意志。まだまだ知らないことがあると自覚することが、生きる価値そのものなのかもしれません。いつだって、他者を攻撃するのは「自分は正しい」と「分かった」人間たちです。
奨学金の返済が今年で終わります。この他にも二つ借りていて、そちらは返済ずみ。返済義務がなく、ただ頂いたもの(寮に住ませてもらったり、書籍を送ってもらったり)もあります。返済を始めた当時は、親の支援で軽々と学校生活をこなして就職も決まって、という”普通”の人たちを恨めしく思っていたことも正直ありました。”普通”のレールに乗ったら、300万の借金を背負ったところから社会人スタートです。どうしてこんなにスタート地点が違うわけ?と感じていました。
今は違います。これが、人と自分を比べても仕方ないな、と気がつくキッカケになったと思うと、むしろ恵まれていました。ゴルフは上達すれば、普通の人よりもティー(スタート地点)を後ろに、つまり、より難しい条件でプレイさせて貰えるようになります。人生も同じで、約束された平坦な道を進むよりも、より自分自身の力が試される道の方が面白いし、想定外の変化に耐えられる力が付きます。メンタルが鍛えられる、と表現しても良いかもしれません。
冒頭に書いたように「貰った」ものも実はたくさんあって、肉親以上にお世話になってきた人たちがいます。どうしても日々の生活の中でその感謝を忘れがち。きちんと後続にまた渡していかないと。
写真は台風通過後の青島ビーチの様子です。瓦礫が多く残り、波も少し高い中、サーフィン体験をしてきました。なんで夏の間にもっと行かなかったんだろう、とちょっと後悔。自分の体で感じないと分からない面白さが、まだまだ世界に溢れているのかも。
…と、かっこつけて書いてるものの、実際にはやっと最後の方で少し立てた程度で、ほとんど波に揉まれるか、バランス崩してひっくり返ってるかでしたが(^^;
嵐のビーチは立っているだけで恐怖を感じるような異世界ですが、必ず穏やかに晴れ渡る日がまたやってきます。無残に散乱する瓦礫の中を、丁寧に歩いて、よく目を凝らして見ると、真っ白な貝殻や、綺麗な形をした流木を見つけることができます。好奇心を諦めず、そして楽しもう。
広島で開催されたRubyKaigiに行って来ました。新幹線でも興奮覚めやらずで、何書いて良いのか分かりませんが、楽しかった!
枯れた部分の良さも知りつつ、20年経ってもまだまだ前に進もうとしている姿勢が素敵だし、個性的なコミッタの顔ぶれがまた魅力的。一歩一歩着実に世界を変えて来た人たちがここに集ってるんだ、と思うとゾクゾクします。もっと色んなことを学ばないと。
今回聴講したセッションは以下の通り。
Keynote of nobu
API Development in 2017
How Close is Ruby 3×3 For Production Web Apps?
Gemification for Ruby 2.5/3.0
Hanami – New Ruby Web Framework
Development of Data Science Ecosystem for Ruby
Ruby Committers vs the World
Keynote by Matz
An introduction and future of Ruby coverage library
The Curious Case of Wikipedia Parsing
Automated Type Contracts Generation for Ruby
Food, Wine and Machine Learning: Teaching a Bot to Taste
Write once, run on every boards: portable mruby
Lightning Talks
Tamashii – Create Rails IoT applications more easily
Irb 20th anniversary memorial session: Reish and Irb2
Pattern Matching in Ruby
Ruby in office time reboot
Ruby Extension Library Verified using Coq Proof-assistant
How to write synchronization mechanisms for Fiber
Netflixを解約して、Amazon Primeで映画観てます。最新作に拘らないし、あんまり沢山観ないならこれで十分かも。
AIの性能を測るためのものだったはずのチューリング・テストが、人間の思考とは結局なんなのか、という哲学的な問いとして跳ね返ってきています。インターネットという神経網とその接点に瘤のように発達したサーチエンジンやSNSはまるで海馬や脳幹のようにも見えます。既に自分たちの生活を振り返ると、検索エンジンの結果やSNSでの評判に影響された意思というものが無数に存在していないでしょうか。
やっぱり僕たち(日本人は)お金の勉強をしてこなかったんだ。
ある大学生を相手に、あるビジネスの仕組みを説明した時に「でも結局、お金儲けなんですよね」と反応が返って来ました。おそらく、そこそこの割合の日本人も同様に抱く感想なのではないかと想定して、以下を綴ります。
自分で発見したのではなく、昔、何かで読んで気がついたことなのですが、一般に「あいつら、金儲けが目的だから」と陰口を言う人間の方が、むしろ自分だけのための金儲け、既得権益の保持に必死です。お金って本来、信用や価値を媒介するツールですから、たくさん儲けることは、それだけ社会に貢献しているという指標となるはずです。税金も多く払わなければならないし、発言や行動の影響力も増してきます(どんなサービスを選んでお金を払うか、ということは社会の未来に対する投票行動と捉えることも出来るから)。そしてさらに上のレベルになると、文化やチャリティへの貢献も考えざるを得なくなるでしょう。好きな時に個展やコンサートに行ったり、募金箱にお金を入れるだけの我々と違って、どんな人たちにどんな形で届けることが正しいのか考えるのは本当に難しいと想像します。
上は、お金を儲けた結果としての貢献ですが、そもそもお金儲けが出来る人は「どうしたらより多くの人をHAPPYに出来るか」を考え抜いて実現して来た人です。人々に対して何らかの満足を与えているからこそ対価を手にいれて来ているはず。そのツールとしてのお金の役割の原点に立ち返った時に、ちょっと不味いことになる人たちにとっては、”お金儲けは悪である”との共通認識にメリットがあります。
終わりの始まり。そしてまた順行へ。
虫たちの動き、潮の満ち引き、星の動き。全てに意味が、そして大きな意志が働いているかのようにも見えます。そういうものの声が聞こえて、それに従って動いているかのように見える人たち。大きなものに「従って」いるんだけれど、彼(彼女)らはとても自由で綺麗。
現代社会の中で自由に思考をしていると思っている我々の方が、実はもっとスケールの小さい後付けの規範に縛られながら生きているのかもしれません。
朝日を受けて煌めきながら次第にうねりを増し、まるで意志を持つかのように連なり、重なり、別れ。美しい波にハッとさせられて思わず写真を撮るんですが、静止画では、なかなか…(^^;
先日のSUPで「波乗り」を体験しました。波がボードを押して陸に向かってぐーっと速度が上がり、風を切る高揚感は筆舌に尽くせないものがあります。波に魅了される人たちの感覚が少しだけ分かったような。
「次の凪を待って漕ぎ出す」か「次の波に乗る」か。今、仕事で悩んでいるのはここ。後者なら自分一人では到底到達できないスピードにあっという間に乗れるかもしれません。タイトルの「他力本願」は本来(他人に頼りきるという)ネガティブな言葉ではなく、大きな力(他力)に身を委ね、あらゆる人々の幸せ(本願)を目指そうという仏教の教えです。これまでだって独りでやってきた訳ではないのですが、もっと自然体になって波に乗ってみてもいいのかも。
前に進むにはまずバランスを崩さなければならない。
歩き始めるときにどうするか、考えてみたらいい。
金持ち父さん 貧乏父さん – ロバート・キヨサキ,シャロン・レクター
5年ぶりの免許更新(次もゴールド!)。視力検査で前回よりも明らかに視力が良くなっていたように感じました。若い時は気づかなかったけれど、高千穂・宮崎では、景色の雄大さが桁違いなんですよね。普段の通勤や散歩で山や海を眺めることが普通で、目のストレッチが十分に出来ていたのだと思います。
前の免許の住所は、昔岡山で買ったマンションのもので、今度の免許の住所は、今月買って引っ越したばかりの宮崎のマンションです(あれからまだ5年!)。けっこう波乱万丈な人生ですが、遭遇してきた不幸以上に、あちこちで色んな人が助けてくれているからこそ今を生きていられる訳で。
お盆だけど日中は仕事。二日酔いしてる暇もない感じで朝からひっきりなしに連絡が来ます。ずば抜けた技術がある訳でもないし、しょっちゅうミスもするし…それでも、頼ってきてくれる人がいることに感謝しないと。
今までは、なるべく自分のキャパを超えないように、とにかく約束事をセーブして…という方向で色んなことを考えていましたが、宮崎に来てからやっぱり性格が変わりつつあるような気がします。やるべきことが見えたら、それが出来るレベルまで仲間を集めて突っ走る…!色んなタイプの人が集まるとリアルなドラクエみたいで面白いですよね。ゴールドを貯めて、装備を整えて、新天地へ。
「静かに行く者は 健やかに行く
健やかに行く者は 遠くまで行く」
日本人への遺言 – 城山三郎 高山文彦