50年前に作られた映画で、描かれている未来はも16年も昔。ものすごい想像力を持った人たちが居たんだなぁ…と感嘆します。今から50年後を想像してみて?って言われてどんなことを思いつきますか…?
写真は映画と全然関係ないですが…森博嗣のWシリーズ文庫本です。このシリーズも不思議な未来を覗かせてくれるとても興味深いストーリが展開します。人工知能とは何か?という探求は結局、人間の思考とは何か?という命題へと繋がってきます。ミクロな世界を突き詰めていくと原子核と電子の構造が太陽系の形にそっくりなように、何か大きなところで繋がっていく感覚。
最近は人工知能がバズワード(営業用の道具)化してるなと感じることもありますが、AI = ビッグデータから有益な知見を効率よく抽出する技術、と捉えると、着実に進歩をし続けています。また、(深層学習を用いない)エキスパートシステムとしてのAIがカバー出来る領域も増えているはず。これも、従来だと計算量やデータの保持にプログラマのリソースが割かれて大変だった部分が、各種のオープンデータやAPIが豊富に提供されだしたことで、ショートカットが容易になってきている部分が大きく寄与しているように見受けられます。