参勤交代

養老孟司氏の何かの対談か著書で提案していました。現代人も、年に数ヶ月は田舎で暮らす時期を持った方が良い、と。多くの人たちが合理的で理性的な判断力を身につけている一方で、頭でっかちになってしまって、妙な局所解に落ち込んで悩んでいるように見えます。

もちろん自分も。目の前の仕事や小さな人間関係を維持することに汲々としてしまい、何かを見失っているような、そんな漠然とした予感だけがあるんですが、じゃあどうすればいいかってところが全然見えてこないんですね。個人的なレベルで行くと移動や拠点を複数持つことの費用、日本全体だとエネルギー効率の問題なんかが気にはなるものの、血の巡りのような何かが停滞していることによる潜在的なロスに比べたら大した問題ではないのかもしれません。

自分自身がまずは実験台になって、どんなことが起こるか確認しながら、漠然と養老氏の提案に感じるところがあるような人たちを短〜中期で受け入れられるような場所を作れたら良いなと考えています。

プログラミング道場

先ず隗より始めよ

やりたいことを考え出したら思考はどこまでも発散して行きますが、どこかの時点で収束に向かわせないと、現実のリソース問題と乖離が酷くなると実現性がどんどん下がりますからね。という訳で、まずはどこかで小さくプログラミング合宿の企画を練りたいと考えています。

PC(Mac)は持参してもらい、あとは机・椅子・電源・インターネット、できたらホワイトボードやプロジェクタもあればなお良し、というところでしょうか。昼間作業をする部屋と、夜寝る場所の快適性も問題です。

(都会に比べ)交通の利便性は悪い、(流行のリゾート地に比べ)オフの時間の娯楽が少ない、という悪条件を逆手に取り、ストイックに技術の習得と目標の達成にしがみつこうという人材に訴求できるコンセプトを練りたいと思います。とはいえ、古き良き日本の田舎の風情に心癒されることもあるだろうとは思いますが。

検討事項:

  • ビジネスホテルのような中・長期の滞在に適した宿泊所があるか?
  • 作業場、宿泊所が町の中心から離れた場合の移動をどうするか?
  • 有志を募ってみる?どんな条件が良いか?