舟出の地

生きる上で意味を持つのは、他人との出会いだけだ。そして、移動しなければ出会いはない。移動が、すべてを生み出すのだ。

昨日まで大阪から宮崎に来て頂いたクライアントと会議や会食など。今日から月末までは高千穂に滞在して仕事を進める予定です。

あれから一年。神様にどんな質問をしても、必ず沈黙が返ってきます。何が正しいか、自分で選びなさいということなのでしょう。ぼんやりとですが、次のビジョンは頭のなかで像を結びつつあります。信じたことを倒れるまでやってみるのみ!

監視社会ハッカソン

この画像の意味分かりますか?ネットに公開されているウェブカムを操作して、そこに自分たちが映った瞬間のスクリーンショットでの記念撮影です。中央でスマホを操作しているのが自分。

相互監視の行き届いた村社会の文化が次に来る時代のマジョリティに返り咲くんじゃないか、、という気がしています。「監視社会」という言葉と、「絆」や「つながり」は紙一重です。要は「見られている」と感じるか、「見守られている」と感じるか。Facebookで「いいね」を貰えるとちょっと嬉しいように、綺麗な日の出や、明るい月が見えたら、空から誰かが「いいね」って見てくれてるんです。

週末2日間は高千穂ハッカソンでした。ひたすらコードを書くのはやっぱり楽しい…!

スピリチュアルとITエンジニア

農家とITエンジニアに続いて抽象化。

どちらも目に見えないものを見ようとしています。現象を観察し、法則を当てはめ、例外を見つければ、それが発生したフローを明らかにしようとします。論理に基づいて思考し、不確定性についても常に意識しますが、ある一定の条件下ではそれを意図的に無視して前に進まざるを得ないこともある、と理解しています。

あらゆる知恵とその加護は人類全体で共有すべきもの、と考えています。定理さえ共有できれば、どんな相手とでも対話をすることができるので、争いを好みません。むやみに感情を昂ぶらせず静かに思考することが、あらゆる問題解決と進歩に効果的だと知っているからでもあります。

熱心な信奉者ほど、傍目には「変な人」に見えます。自分も大概「変な人」なんだろうなぁと思いますけど、もう死ぬまで治らないだろうから諦めて生きていくことにしました。

科学も結局は、オカルトや宗教と出自は同じです。ただ、圧倒的多数によって検証・実験・利用されてきたというプロセスが違うだけです。

Airbnbつながりで、今までにないタイプの方とゆっくりお話ができたので、こんなこと考えてみました。思わぬところで人脈が繋がったりすることもありますが、それでも世界はまだまだ広大です。

Takachiho GO

宮崎県高千穂町を散策しながら写真を集めよう!
高千穂地区の地元住民も知らない隠れスポットを巡り、写真をコレクションします
https://itunes.apple.com/jp/app/id1141766140

宮崎日日新聞の地方欄に取り上げて頂きました。反響続々で嬉しい悲鳴です。

(なかにはホントに悲鳴をあげたくなるような報告も…。ピンの位置がずれてるなど、幾つか不具合が残っています。なるべく迅速に対処しますm(_ _)m)

某有名ゲームにインスパイアされて…というのはおこがましいくらいiOSの基本的な機能しか使っていないんですが、それで楽しんでくれる人が少しでもいれば、それはそれで良いんですよね。受託の開発が多く、技術サイドからの一辺倒な視点しか持てなくなりがちなので、今回の開発は良い刺激になったように思います。

Minecraft

年甲斐もなくMinecraftにハマってます。

このゲームの素晴らしい点は「楽しさは自分で見つける(作る)もの」だと示唆してくれる点ではないでしょうか。「クエスト(謎解き問題)」をいかに要領良く素早く解くかというスタイルのゲームとは一線を画すものがあります。与えられた設問を多く解けることが評価される高校までの勉強と、何を探求するかを見つけることが重要とされる大学での研究との違いにも似ているような気がします。

息抜きに1時間くらい…のつもりが気が付いたら深夜に。CoderDojoのネタ研究という言い訳でやり過ごしましょう…(^^;

忘れる機能

考えまいとすればするほど沈着する思念もあれば、決して忘れることはないと疑わなかった思いが意外にも脆く薄らいでいくことも。これは、自分が意志として自覚している意識が、思考全体のほんの表層に過ぎないことの証左なのかも。

どうして自分はそれを忘れていたのか?思考の「無」の部分を見つめると自分の輪郭が少し見えてくることがあるかもしれません。

サルタフェスタ2016

前夜祭に続き、当日も結局ライブを観に行くことに。音楽の聴き方としては邪道なんでしょうけれど(前にも同じこと書きましたが…)、どれくらい練習したらこんな音が出せるんだろう、って想像して感動しちゃいます。

中学生になるまでは、こうした「凄いもの」に出会うたび、一刻も早くこの町を捨てないと、と焦っていたことを思い出します。でも、都会に出たら「凄いもの」に遭うチャンスは増えるけれども、それだけで自分が「凄く」なれるかというと、それはほんの1要素にしか過ぎなくて…。

ある種の無力感がこの20年の自分をドライブしてくれていたような気がします。体調を整え、少しずつ技術と知識を増やし、時には仲間を探し、次のチャレンジに進む。20年前はうまく言語化できなかったけれど、似たようなことを考えながら、花火を見上げていました。

Amour

黒木瞳の直筆サインGET!

…って、某有名女優と同姓同名の別人のです。一休さんに続き、お気に入りのアーティストを見つけました。ネットで何でも聴けちゃうし、メジャーな音源には大量生産品特有のパターンがどうしても見え隠れする最近だから、こういう生の音に思わず感動しちゃうのかもしれません。

どっちが良い、ではなくて、色々あって、どちらも楽しめる状況が素敵ですよね。最近は、Apple Musicで、MajaとかNorah Jonesとか仕事中にずーっとかけています。Sheryl  CrowのループにAmour足してみようかな。

明けない夜はないから、今は泣いてしまえ~。
http://amour-music.jimdo.com/

高千穂峡

疲れが極限近くまで来ると、シャンプーで体を洗う癖があるみたいです…。ほとんど全身泡だらけになった頃に違和感の正体に気づいて慌ててやり直し。あっという間に6日間の夏休みが終わってしまいました。

最後の夜は、岩戸の温泉に浸かってからライトアップされた高千穂峡を観てきました。幻想的な灯りに照らされる水面と滝。しかし、一つ一つのライトに近づくと、羽アリがびっしりと連なって蠢いています。どうしても嫌悪感を抱きがちな虫たちも、近づいてよく観察すると、意外と綺麗な模様を持っていたりもします。

結論を出さない、という心の持ち方が大切な場面もあります。

全然籠ってない

「山籠りプログラマ」とサブタイトルをつけたのに、ここ最近のエントリを振り返ると旅してばっかり。ちっとも籠っておりません…(^_^;

東京、大阪、名古屋、宮崎。来週は福岡です。でも、見る人によっては「小さな島国に引き籠って何してんの?」って思うかもしれません。逆に、「もっと細かい一点に集中しなければ、何事も成せないよ」と意見されるかもしれません。